土木・建設用語辞典

【鋼構造、橋梁】 

ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行

【さ行】

|そ|

—————【さ】——————

載荷弦

トラス橋で橋床が取り付けられる側の弦材。

サグ

ケーブル自身やこれにかかる橋体の重量に起因して生じる垂れ下がりのこと。

—————【し】——————

死荷重

橋体や付帯物の重量による荷重。

支間

>>径間-3

軸重

自動車や列車の車軸から作用する荷垂。

支承

橋台や橋脚上で橋桁を支持する部品。「シュー」ともいう。

自定式

吊り材を使用する橋において、吊り材を桁自身に定着する方法。

地覆

側端部で橋の全長にわたって設けられる、橋面より高くなった部分。

支保工式架設

>>足場式架設

斜橋

支承線の方向が橋軸と直角になっていない橋。

斜材

1.鉛直面内で斜めに配置される構造部材。 2.トラスの腹材のうち斜めに配置されるもの。 3.斜張橋の吊り材。

斜張橋

桁と塔の間に直接、斜めのケーブルを配置し、緊張することによって桁自重の多くを塔で支持する橋梁。

シュー

>>支承

従荷重

橋梁の場合、地震荷重、風荷重など、必ずしも常に作用するわけではないが、設計上考慮する荷重。

シュー座

>>橋座

縦断勾配

橋軸を含む鉛直面でみたときの橋の勾配。

充腹アーチ

アーチのスパンドレル部分が充実タイプのアーチ。

主荷重

橋梁の場合、死荷重、自動車荷重など、構造物に必ず作用すると考えなければならない種類の荷重。

主桁

上載荷重に対し、桁として橋軸方向の曲げやせん断で抵抗して力を橋台や橋脚に伝える主要な桁。

主構

構造体として主桁と同じ機能を有するトラス構造。主トラス。

主鉄筋

荷重に対して抵抗させるため、設計でその量が計算される鉄筋。

上弦材

トラスを構成する部材のうち、上方に配置されているもの。

上弦材

床版

1.床の機能を有する構造部材。 2.橋梁で自動車荷重等を直接支え、主桁などに力を伝える板状構造部材。

床版橋

床版が一方向板としての主桁の機能をもつコンクリート橋。「スラブ橋」とも。

上路橋

通行路が橋体の上部にある橋梁。

自励振動

>>発散振動

伸縮装置

桁の温度伸縮、また自動車の走行性などを損なわないように工夫された桁の伸縮に追随する装置。

伸縮装置

伸縮継手

温度伸縮や外荷重による過度の応力の発生を予防する可とう性の継手。「エキスパンションジョイント」とも。

—————【す】——————

スチフナー

>>補剛材

ステージング式架設

>>足場式架設

ストラバーク

>>可動支保工

スパンドレル

上路アーチ橋における橋面とアーチ部材との間の部分。

スパンドレルアーチ

アーチ橋のスパンドレル部分に設けられたアーチ。

スパンドレルアーチ

スラブ橋

>>床版橋

—————【せ】——————

静定構造物

力のつり合いだけで支点反力や部材力が求められる構造。

正鉄筋

部材の正の曲げに対して引張抵抗するように配置される鉄筋。

制動荷重

鉄道橋において列車のブレーキによって橋体に作用する荷重。

設計荷重

実際に想定される荷重に、大きさのばらつきなどを考慮し安全率を見込んだもの。またはこのようにして設定した数種類の荷重の組合せ。