【あ行】
|
あ|
い|
う|
え|
お|
—————【あ】——————
アーチ橋
主構造が上向きに凸の形をしており、自重や活荷重に対して主として圧縮力で抵抗する橋梁。
アーチクラウン
アーチリブやアーチリングの頂部。「拱頂」「クラウン」とも。
アーチセントル
コンクリートのアーチリングを施工する際に用いる架設用のアーチ状支保工。
アーチライズ
アーチクラウンとアーチの両端を結ぶ線との鉛直距離。アーチの高さを表す指標。「ライズ」とも。
アーチリブ
非面状の複数アーチ部材で構成されるときの構造部材。「拱助」「リブ」とも。
アーチリング
橋幅と同じ幅の半割り円筒状の構造部材。
I形鋼[アイ〜]
>>アイビーム
I桁橋[アイ〜]
主桁断面形状がI形の部材を用いた桁橋。
アイビーム
I形断面をもつ形鋼。「I形鋼」のこと。
アウトケーブル
桁断面の外部にPC鋼材を配置すること。
足場式架設
支保工を用いて橋体を構築する工法。
AASHTO[アシュトー]
The American Association of State Highway and Transportation Officialsの略。アメリカ州道路交通行政官協会の通称。
圧延鋼
鋼塊をロールにかけて加工成形し、所要の断面形状に加工した鋼材。
孔びき
ボルトやリベット継手を設計する際、母材や連結板の純断面積を算出するためボルトやリベット孔の断面積を控除すること。
アンカレッジ
吊橋のケーブル端部の反力を自重でとらせるために橋梁の端部に設けられるコンクリートの大塊。
—————【い】——————
板取り
使用する鋼材を設計図や材料表から規格別、板厚別に仕分けし、最も経済的になるように割り付けること。
一括施工工法
分割した橋体をあらかじめ製作しておき、フローティングクレーンなどを用いて所定の位置に構築する工法。
一等橋
道路構造令第35条に定める設計自動車荷重20tで設計する橋。
移動式作業車
コンクリート橋の片持ち式架設工法において、最先端のブロックを構築するための移動式作業足場。「ワーゲン」とも。
移動式支保工
省力化や桁下空間確保のため、解体せずに移動できるように工夫されたコンクリート橋用の支保工。
移動制限装置
可動支承で、設計で想定した以上生じた相対変位を防止するために設けられる装置。
移動吊り支保工法
鋼製ガーダーから型枠を吊るタイプのもの。「ゲリュストワーゲン」とも。
ウィング
橋台背面の両側面に橋軸方向に取り付けられる壁。
—————【う】——————
渦励振
水や空気などの流体中において、背後や側面に交互に周期的に発生する渦に起因する周期的な変動流体力で生じる構造物の振動。
—————【え】——————
エアスピニング工法
>>空中架線工法
エキスパンションジョイント
>>伸縮継手
SEEE工法[エス・イー・イー・イー〜]
PC定着工法の一種。
SM材[エス・エム〜]
溶接構造用圧延鋼材。
H形鋼[エッチ〜]
断面がH形をした形鋼。
NP荷重[エヌ・ピー〜]
新幹線用の鉄道橋設計列車荷重。Nは貨車電車、Pは旅客電車。
L荷重[エル〜]
道路橋示方書で定めている主桁設計用の自動車荷重。
エレクションガーダー
橋体を架設するために用いる仮設の桁。架設桁。
延性破壊
弾性の範囲を超える引張力がかかっても、破壊せずに塑性変形したあとで破壊すること。
—————【お】——————
横構(おうこう)
>>横構(よここう)
横断勾配
橋軸直角方向断面での橋面の勾配。
応力腐食破壊
応力のある状態で腐食が進むと部材などが破壊する現象。
オーバーブリッジ
>>跨線橋、跨道橋
オープングレーチング
格子状の床材。溝蓋や耐風対策用床材、検査路床などに使用。「グレーチング床版」とも。
オープンスパンドレルアーチ橋
スパンドレル部分に柱を設けるなどして空間を設けたアーチ橋。
送り出し架設
架設地点付近で製作された橋体を架設地点に送り出して架設する方法。「引出し架設」とも。
押し出し工法
橋軸線上の橋台後方で橋体をブロックごとに製作しながら一体化し、順次押して構築する工法。
押抜き剪断
>>パンチングシアー
親柱
高欄の一部で、橋梁端部の橋幅両側に門柱のように立てられる柱。