【さ行】
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—————【さ】——————
最低制限価格制度
入札において落札価格の下限を定める制度。一般的に予定価格の80%程度を下限とし、その範囲内での最低価格を落札者とする。
材料補正係数
工事施工においては、材料の設計料と使用量が等しくなることが望ましいが、モルタル吹付材料の跳ね返りなど、材料の不可避な損失が発生する。この損失量を設計料で除した値。ロス率。
指し値
資材や請負の金額を決定する方法の一つ。買い手や発注者が示す上限の金額。
—————【し】——————
CM方式[シー・エム〜]
CMはConstruction Management の略。CM方式とは、発注者の補助者・代行者であるCMR [コンストラクション・マネージャー]が、発注者の側に立ち、設計、工事発注方式の検討、工程・品質・コストの管理などのマネジメント業務を行うもの。
CPM[シー・ピー・エム]
Critical Path Method の略。所要時間と費用の関係から最適工期を割り出すもの。
JV[ジェー・ブイ/ジョイント・ベンチャー]
Joint Venture の略で、共同企業体ともいう。複数の建設業者が共同で工事を受注し、完成させるために結成した団体。
四会連合協定
四会連合協定工事請負契約約款の略。四会とは日本建築学会、日本建築協会、日本建築家協会、全国建設業協会のこと。
支給材
発注者側から支給される工事用資材。
事業損失防止施設費
施工に伴って発生する騒音、振動、地盤沈下、地下水の断絶などを原因とした事業損失を、未然に防ぐための仮設備の設置費・撤去費・維持管理費。
資源割付け法
日程計画された工程に基づき、人員や機械、材料、資金などを各作業に割付けること。
自主検査
施工管理責任の観点から、請負業者が工事の出来形や材料の品質などの検査を自主的に行うこと。
実費精算契約
実際にかかった費用を発注者が支払う契約。「コスト・プラス・フィー」とも。
指定仮設
請負契約の中で、工事用仮設備の全部または一部について、内容と方法が指定されているもの。
指定建設業
特定建設業のうち、複数の工種や高度な技術など、総合的な施工技術を必要とする業種。建設業法政令では土木工事業、管工事業、鋼構造物工事業、舗装工事業を指す。
示方書
構造物や材料の設計・製作・施工について、基準となるべき事項を定めたもの。
指名競争入札
発注者が指名した業者だけで行う入札。
指名願い
建設業者が地方自治体などに対して、入札参加を希望するために提出する書類。会社の内容、工事実績などを記載した各種書類を添付する。
受益者負担
特定の公共事業によって、特に利益を受ける者に対して義務付けられる金銭の給付。
純工事費
直接工事費に、関節工事費のうちに共通仮設費を加えたもの。
諸経費
請負金額や見積金額のうち、純工事費以外の費用。現場管理費、一般管理費など。
進度管理
実際の工事の進捗が、工程計画に沿っているかを管理すること。計画との差異を検討して、その最適化を図るため対処する。「フォロー・アップ」とも。
—————【す】——————
随意契約
1.価格が折り合わず落札者がいない場合、最低額入札者と発注者が協議して契約すること。
2.競争入札を行わずに特定業者と契約すること。公共工事の継続工事・付帯工事などの契約に用いられる。「随契」とも。
随契
>>随意契約
数量明細書
工事数量を項目ごとに記載したもので、積算・出来高算定・設計変更などの際の基準となる。「設計書」「金抜き」とも。
スポンサー
>>スポンサー企業
スポンサー企業
JV工事における構成員の代表者。「スポンサー」とも。
スライド条項
工期内に、賃金、物価などの変動により当初の請負代金が不適当となった場合のために、請負代金の変更を規定した条項。
—————【せ】——————
制限付き一般競争入札
>>制限競争入札
制限競争入札
入札参加希望者の資格審査により資格認定を行った上で、工事公告では資格を有する建設業者に限定して入札に参加できる方式。「制限付き一般競争入札」とも。
積算基準
積算要領を受けて、各費用項目の細目内容などを詳細に定義したもの。
積算要領
土木工事費の積算について、工事費の構成と範囲、諸経費の積算方法などの基本を定めたもの。
責任施工
施工に関して、請負者が瑕疵担保を含め一切の責任を負って工事を実施すること。
設計書
>>数量明細書
設計図書
請負契約における、契約書以外の図面、仕様書、現場説明書とそれに多雨委する質問回答書などの総称。
—————【そ】——————
総価請負
>>総価契約
総価契約
工種別の内訳を定めず、総額を請負金額とする契約。「総価請負」「一式請負」「一式契約」「定額請負」「ランプサム契約」とも。
損益分岐点図
一定時間内の出来高と原価および利益の関係を表す図表。1日当たり・1カ月当たりの出来高の採算性をチェックできる。「利益図表」とも。
損耗費
建設機械や仮設材などが作業対象である土や岩などに接触して起こる破損・消耗に要する費用。