【か行】
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か|
き|
く|
け|
こ|
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改質アスファルト
通常のアスファルトにゴム、熱可塑性エラストマーの単独、あるいは両者を添加したアスファルト。
開粒度アスファルト混合物
合成粒度における2.36mmのふるい通過質量百分率が5〜30%、アスファルト量は3.5〜5.5%程度。
下層路盤
使用材料2種類以上の層で路盤を築造するときの下部の層。
加熱アスファルト混合物
粗骨材、細骨材、フィラーおよびアスファルトを配合設計に従って計量し加熱混合したもの。
カラー舗装
アスファルト混合物の舗装に顔料を添加したものなど。
簡易舗装
交通量の少ない道路に適用される舗装。
カンテキ
スムーザーやタンパーの舗設に使う道具を、ガスや石油を燃料として加熱する可搬式の器具。
カント
道路の曲線部を車両が走行するとき、車両に遠心力が働くため外側に押し出されるので、その防止目的で道路の内側よりも外側を高くすること。
—————【き】——————
基準試験
舗装工事を行う場合、試験施工による作業標準の設定などを目的に実施する試験。
基層
アスファルト舗装で上層路盤の上にあり、その不陸を整正し表層に作用する荷重を均一に路盤に伝達する役割をもつ。
機能的破損
アスファルト舗装の支持力の低下などに起因しない破損。
ギャップ粒度
アスファルト混合物の合成粒度で、600μ〜2.36mmまたは600μ〜4.75mmの粒径部分が10%程度以上の不連続粒度になっていること。
橋面舗装
橋梁床版上の舗装で、コンクリート床版および鋼床版上の舗装に大別される。
供用性指数
供用後の舗装が道路利用者に提供する性能を、破損の程度を含めた指数として下式で算出されるもの。
—————【く】——————
空隙率
アスファルト混合物中の空隙の割合。
グースアスファルト舗装
鋼床版舗装の下層や積雪寒冷地域の摩耗層に適用される加熱流し込み施工の舗装。
グルービング
舗装面に幅3〜6mm、深さ3〜4mmの溝を15〜25mm問隔で専用の切削機械で切削する工法。
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K値[ケ〜]
平板載荷試験により求める地盤の支持力係数。
研掃
鋼床版舗装で、接着層の施工前に鋼床版上の錆や有害物を除去清掃する作業。
建築限界
車両の運転に支障のないよう軌道上に設けられた空間。
現場CBR[〜シー・ビー・アール]
現場試験で求める路床、路盤の支持力を表す指標。
—————【こ】——————
後期養生
セメントコンクリート舗装で、初期養生のあとも引き続き一定期間湿潤状態に保つ養生。
工事桁工法
列車荷重を工事桁で仮受けしながら建設する工法。
鋼床版舗装
一般に下層にグースアスファルト舗装、上層には改質アスファルト舗装を用い、舗装厚は6〜8cmで構成。
剛性舗装
輪荷重に対し、おもに舗装版の曲げ応力で抵抗する舗装でセメントコンクリート舗装のこと。
鋼繊維補強コンクリート
鋼繊維混入により、曲げ強度や耐摩耗性を強化したコンクリート舗装。
構造的破損
アスファルト舗装の支持力の低下に起因する破損。
交通開放温度
アスファルト舗装の舗設完了後、交通開放しても初期わだち掘れが発生しない程度の表面温度。
交通事故率
交通事故発生件数または死傷者数を人口、道路延長などの交通条件に関する数量で除した値。
高低通り測定器
線路の高低や通りを測定する器具。
固化材
路床、路盤の安定処理を目的に、土などに添加するセメント系あるいは石灰系の安定材。
5t換算輪数
アスファルト舗装の設計に使う値。輪荷重が舗装を破壊する程度。
コンクリート舗装
>>剛性舗装
コンポジット舗装
表層または表層・基層にアスファルト混合物を、その直下にセメントコンクリート舗装などのセメント系の版を用い、その下の層が路盤で構成された舗装。