土木・建設用語辞典

【道路】 

ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行

【さ行】

—————【さ】——————

再生加熱アスファルト混合物

再生骨材に適量のアスファルトおよび補足材と必要に応じて再生添加剤を加えたもの。

最適アスファルト量

アスファルト混合物の性状が、使用目的に最適となるアスファルト量。

細粒度アスファルト混合物

表層用加熱アスファルト混合物で、密粒度アスファルト混合物より細骨材分が多いもの。

細粒度ギャップアスファルト混合物

ギャップ粒度をもつ細粒度アスファルト混合物。

サブシーリング

路盤とコンクリート版の間の空洞にブローンアスファルトやセメントモルタルを注入し安定させる工法。

サンドイッチ工法

軟弱な路床上の舗装工法。路床上に遮断層を、その上に剛性の高い層を設け、その上に粒状材料の路盤・加熱アスファルト混合物による基層、表層の構成とする。

—————【し】——————

CBR[シー・ビー・アール]

california bearing ratioの略。路床、路盤の支持力を表す指標。

シールコート

既設舗装の表面に渥青材料を散布し、その上に砕石を散布する表面処理。

視距

乗用車の運転手が見ることができる車道の中心線上の長さ。

支持力係数

セメントコンクリート舗装における路床、または路盤の支持力を表すK値。

シックリフト工法

アスファルト混合物を一層の仕上がり厚10cm以上で仕上げる施工法。

指定副産物

舗装打換えや建築物の取り壊しなどにより発生した材料の中で、資源として有効活用できるもの。

修正CBR[〜シー・ビー・アール]

路盤材や盛土材の品質基準を表す指標。最大乾燥密度に対する所要の締固め度に相当するCBR。

上層路盤

路盤を2種類以上の層で構成するときの上部の層。

初期ひび割れ

セメントコンクリート版を舗設した直後から数日間に発生するひびわれ。

針入度

舗装用石油アスファルトや目地材料の硬さを示す指標。

—————【す】——————

ストレートアスファルト

原油中に含むプロパンガス、ガソリンなどを常圧蒸留法で取り除き、残油から減圧蒸留法で得られた石油アスファルトを加工したもの。

滑り止め対策

急坂路、曲線区間などにおける湿潤時のすべり抑制を目的に施す対策。

スムーザ

アスファルト舗装の施工時に使用する道具。

スリップバー

セメントコンクリート舗装の横断方向目地部に用いる丸鋼。「ダウエルバー」とも。

スリップフォーム工法

型枠なしでコンクリート版を連続舗設する工法。

—————【せ】——————

施工基面

切土・盛土・コンクリートスラブなどの軌道工事前の仕上がり面で、路盤の上表面。

設計交通量の区分

アスファルト舗装、コンクリート舗装の設計に用いる荷重条件。

設計CBR[〜シー・ビー・アール]

アスファルト舗装の厚さ、コンクリート舗装の構造決定に用いる路床の支持力。

切削オーバーレイ

路面の破損した部分を切削除去するなどして、破損した舗装を補修する工法。

セミブローンアスファルト

加熱したストレートアスファルトの舗装の耐流動性を向上したアスファルト。

セメントサブシーリング

スラリー状のセメント系充てん材を圧入し、空隙を埋めるとともに沈下した舗装版を元の位置に戻す工法。

セレクト材

切土区間や土取り場などから採取される良質な現地発生材。

—————【そ】——————

側帯

側方余裕幅を確保するなどの機能をもつ、車道の外縁部に接続して設けられる帯状の中央帯や路肩の部分。

ソックスレー抽出試験

アスファルト混合物に含まれるアスファルト分を抽出してその含有量を測定する試験。

粗粒度アスファルト混合物

基層用の加熱アスファルト混合物で、骨材の合成粒度は2.36mmふるい通過分で20〜35%の範囲のもの。