土木・建設用語辞典

【鉄道】 

ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行

【か行】

—————【か】——————

ガード

車両が軌間線欠線部を通過するとき他線に入らないため、またクロッシングの側面摩耗を防ぐために取り付けてある。

ガイドウェイバスシステム

バスと鉄道の中間にあたる交通需要の領域をカバーする中量軌道輸送機関。

外方分岐器

カーブの外側に分岐するもので、本線の曲線半径が300m以上に適用される。

片口スパナ

レールの継目板・ボルト・ナットの締付け、取り外しに使用する道具で、両端の一方がスパナ、もう一方は丸棒になっているもの。継目板の取付け時にレールの穴と継目板の穴合せにも使用する。

可動区間

ロングレール区間において、温度変化によってレールが伸縮し端部が移動する部分。

仮線工法

鉄道線路の直下や直上に構造物を構築する際、工事に支障がないところまで線路を仮移設して、列車を運行させながら構造物を建設する工法。

仮線工法

簡易バラストレギュレーター

道床バラストの整理を行う簡易レギュレーター。モーターカーの前後に装備してあり、前部は軌間外のバラストをかき寄せ軌間内へ導入し、後部は道床のり面・のり肩などの整形を行う。

緩衝レール

温度変化によるロングレール端の伸縮を処理するレール。普通定尺レールまたは短尺レール3本を敷設し、その遊間と継目抵抗で伸縮を処理する。

緩和曲線

直線と曲線を直接結ぶ際、その間に挿入する特殊な曲線。曲率やカントを徐々に低減して列車の走行をスムーズにする。

—————【き】——————

軌間

レールとレールの間の最短距離のことで、JRの在来線では1,067mm、国際的には1,435mmが多い。これを標準軌間といい、これより広いものを広軌、狭いものを狭軌という。

軌間

軌間ゲージ

軌間を測定するための器具。主に保線作業に使用され、軌間の測定のほか左右レールの高低およびカント、スラックなどの測定に用いられる。

キスアンドライドシステム

最寄りの駅やバス停留所まで自家用車などで送迎してもらい、公共交通機関を利用する方法。パークアンドライドシステムに似ているが、駅周辺の駐車場が不足している日本ではこの方法のほうが一般的。

軌道整備基準

保守・点検・保線作業を行う際の整備基準。乗り心地・軌道の狂い・枕木間隔の狂いや露出・レール・分岐器などの保安に関して定められているもの。

軌道中心間隔

並列して敷設されている2つの軌道中心線間の距離。横ぶれなどによる軌道上での相互の車両接触の防止、保線作業や待避に必要な軌道中心線間の距離をいう。一般的に、在来線の直線区間では3,800mm以上。3線以上の場合は隣接する1つは4,500mm以上とする。

軌道パッド

レールと枕木の間に設置する、天然ゴムまたは合成ゴムを主成分とした黒色加硫ゴム。弾性をもたせレールのくい込みを防止し、高さ調節と緩衝を主目的としている。

軌道法

路面電車(道路上に敷設する軌道)を対象に、事業の実施や変更において必要となる許認可の内容を定めている。細則については、軌道運輸規定や軌道建設規定、軌道運転規則などの省令を用いている。

軌道保守

整備基準により軌道の整備を行うこと。レールの高低、通り直し、締結装置などの点検整備を行い、列車の安全かつ快適な運行を図る。

軌道用水準器

左右レールの水準狂いおよびカント量の測定に使用する測定器。ゲージの中央部に気泡と目盛板が付いている。

基本レール

ポイント部を構成する主要なレールのことで、トングレール(分岐器先端の左右同時に動く部分)が密着する部分の本線レールをいう。

木枕木

木材でできている枕木。並枕木、橋枕木、分岐枕木、短枕木などの種類がある。近年一般部では、主にPC枕木が使われているが、鋼橋梁・分岐器・仮線などには現在でも木枕木が使われている。

木枕木用締結装置

木枕木にレールを締結する装置。犬釘、ねじ釘、ばね釘、軌道パッド、タイプレート、スプリングクリップ、ボルト、ナットなどすべてをいう。

狭軌

>>軌間

橋上ガードレール

橋梁上やその近くで車両が脱線した場合、逸走して転覆、転落しないように誘導するための設備。本線レールに沿って敷設されている。

—————【く】——————

クロッシング

分岐器の一部分で、車輪がレールを横断する部分の軌道構造をいう。固定クロッシング、可動クロッシングの2種類がある。

—————【け】——————

ゲージストラット

軌間が縮小し脱輪・脱線を防ぐための器材。クロッシング部に使用する、絶縁体付きの棒状のもの。

ゲージタイ

軌間の拡大を防ぐための器材。主にポイントの先端部に使用する。

ゲージブロック

PC枕木用の締結装置の一部で、レール底部と板ばねの間にあり、軌間の調節とレールの横圧を受ける役目を果たす。

—————【こ】——————

広軌

>>軌間

鋼橋直結軌道

鋼橋の縦桁の上に直接締結装置を配置し、上下、左右に調整の余裕をもたせて縦桁の敷設誤差をカバーしながら、所定の位置にレールを敷設、締結するという基本構造をもつ。

鋼索鉄道

通称ケーブルカー。走行、案内は鉄輪・鉄レールで行われるが、駆動はケーブルによって行われ、急勾配の登坂が可能。欽道事業法では、特殊鉄道に属する。

固定K字クロッシング

軌道において、ダイヤモンドクロッシングの8番以下の交差部に使用。鋳鋼製のほか、レールを加工して組み立てたものがある。

コンクリート枕木

コンクリートで作った枕木で、木枕木よりも耐久性に優れ、また重量があるため軌道の安定性につながる。近年では一般軌道部のほとんどにこれが使われている。