土木・建設用語辞典

【業界最新キーワード】 

ア行 カ行 サ行 タ行 ナ行 ハ行 マ行 ヤ行 ラ行 ワ行

【あ行】

—————【あ】——————

RCCM[アール・シー・シー・エム]

Registered Civil Engineering Conlsulting Managerの略で、建設コンサルティング業務の管理技術者・照査技術者になるための資格。(社)建設コンサルタンツ協会が認定している。

アウトカム指標

施策・事業の実施によって発生する効果・成果(アウトカム)を表す指標。これまでは、例えば「歩道の設置」という事業において「○○m設置する」といった単純な整備水準(アウトプット指標)が一般的だったが、アウトカムはその事業によって「交通事故件数が減少する」といった成果を指標として表す。

アセットマネジメント

社会資本(インフラ)のサービス水準を安全・便利・快適等の側面で維持・向上し、利用者の便益を最大化しようとする考え方。我が国では、高度成長期に建設された橋やトンネルなどのインフラの老朽化が進んでおり、国土交通省はそれらを対象に導入し始めている

—————【い】——————

EPMA[イー・ピー・エム・エー]

Electron Probe MicroAnalyserの略で、電子線を照射することで発生する蛍光X線の波長から、対象物の構成元素を分析する方法(装置)。コンクリートの劣化状況の調査などに使用される。

—————【う】——————

ウォータージェット工法

高圧水をノズルから噴射し、劣化したコンクリートをはつり取る工法。従来の人力によるはつり工法は騒音・振動・衝撃が大きく、健全なコンクリートにも損傷を与える可能性があったが、鉄筋の裏側のコンクリートまで正確に素早くはつれるウォータージェット工法は、周囲のコンクリートに損傷を与えず、施工時の振動も少ないという特長を持つ。

美しい国づくり政策大綱

国土交通省が2003年7月に発表した政策大綱で、良好な景観形成や屋外広告物制度、電線類地中化など、景観整備の基本的な考え方や具体的な施策がまとめられている。

—————【え】——————

NOx[エヌ・オー・エックス/ノックス]

窒素酸化物のこと。物が燃える際に、空気中の窒素が酸素と結合して発生する。発電所や工場のボイラー、自動車エンジンなど高温燃焼の際に一酸化窒素(NO)が発生し、さらに酸化されて二酸化窒素(NO2)となり大気中に排出される。一般にNOとNO2とを合わせてNOxと呼ばれ、人体に悪影響を与えるほか、オゾンなど光化学オキシダントを生成する。大気汚染防止法等により対策が進められている。

MPA[エム・ピー・エー]

Major Project Arrangement [メジャー・プロジェクト・アレンジメント]の略。関西国際空港など特定プロジェクト対象の大型公共事業への外国企業の参入機会措置。

—————【お】——————

乙型JV

ジョイント・ベンチャー(共同企業体)の一種。請け負った工事を、事前に工区に分割し、各構成員は分担した工事について責任を持つ「分担工事方式」で、損益は各分担工事ごとに行う。