東日本大震災の対応について

未だ続いている瓦礫処理

未曾有の大災害から約1年半が経過しようとしていますが、被災地では未だ瓦礫処理が続いています。下の写真の「直近の様子」では瓦礫が一箇所に積み上げられるなど、「震災直後」に比べて片づいているように見受けられますが、福島第1原発や沿岸部の近辺などにはまだまだ多くの瓦礫が残されています。当社は引き続き建設機械・機材を集中的に投入するなど撤去作業に尽力します。

微進ながら復興に向けた工事が始動

現在、一部遅延していた幹線道路の復旧工事が進みつつあり、また各自治体による復興予算の執行が本格化する今夏以降は、港湾や河川といった社会インフラの復旧と宅地の高台移転などがさらに増加します。当社は瓦礫処理のみならず、こうした需要にも応えるべく基礎・地盤改良など当社グループの得意分野でも復旧・復興のお手伝いをしてまいります。

[震災直後の様子]

被害の大きさを物語るように、瓦礫が方々に散乱する宮城県石巻市(写真左)

建物が崩壊し、漁船が屋根に乗り上げるなど甚大な被害を受けた同県牡鹿郡女川町(写真右)

[震災対応の様子]

当社は震災直後から被災地への支援機材・物資搬入を実施、現在も建設機械・機材を集中的に投入。写真は瓦礫撤去作業に使用される当社建機

[直近の様子(2012年5月)]

撤去作業が進み、瓦礫が一箇所に集められるなど一見片づいている宮城県の石巻市や南三陸町などの被災地。しかし沿岸部をはじめ多くの瓦礫が残されている地域があり、引き続きの復旧工事が必須

防災・減災に向けたインフラメンテナンス

震災対応とともに、当社が注力すべきと考えているのが今後の防災・減災に向けたインフラの整備事業です。特に、全国に点在する67万もの橋の多くが老朽化という問題に直面しており、その安全を確保することは急務の課題となっています。当社は橋梁の点検・メンテナンス工事をお手伝いし、日本の安全維持に努めていきます。

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