東日本大震災への対応
グループの総力を結集し、
一日も早い復興に向けて尽力していきます。
新たな復興のステージへ
東日本大震災の甚大な被害から一刻も早く立ち直るため、政府が「集中復興期間(発生〜2015年度)」と位置づけた5年間、復興加速化に向けて様々な取り組みが行われてきました。
そして、2016年度からの5年間は「復興・創生期間」となります。政府が方向性を示している基本方針では地震、津波の被災地の復興を完了する“総仕上げ”の期間とされ、地方創生のモデルとなる復興を実現することなどが掲げられています。
新たな復興のステージへと移行しつつ、「防災集団移転促進事業(高台移転)」などの基幹的事業のほか、三陸沿岸道路や相馬福島道路、市町村による防潮堤の建設などが復興に不可欠な事業として引き続き行われています。
当社グループは社会インフラとしてのレンタルの使命を果たすべく、今後も復興支援に尽力してまいります。
数字で見る復旧・復興
東日本大震災の発生から5年が経過しましたが、多くの復興事業で着実な進捗が見られています。ここでは、交通網を中心とする「公共インフラ」と被災者の新たな生活の場を整備する「復興まちづくり」の視点から、直近の復興状況を確認します。
■完了 ■着工
公共インフラ
海岸対策
進捗率
復旧・復興の状況/被害の状況
|
復旧
|
復興
|
全体
|
着工 |
427 |
87 |
514 |
完了 |
125 |
1 |
126 |
計画数 |
501 |
176 |
677 |
単位:地区海岸
復興道路・復興支援道路
進捗率
復旧・復興の状況/被害の状況
着工済延長 |
555km |
供用済延長 |
236km |
計画済延長 |
570km |
鉄道
進捗率
復旧・復興の状況/被害の状況
運行再開した路線延長 |
2,172km |
被災した路線延長 |
2,330km |
港湾
進捗率
復旧・復興の状況/被害の状況
着工箇所数 |
131 |
完了箇所数 |
128 |
被災した港湾施設の箇所数 |
131 |
復興まちづくり
復興住宅
進捗率
復旧・復興の状況/被害の状況
防災集団移転
進捗率
復旧・復興の状況/被害の状況
地区ベース |
着工 |
331 |
完了 |
235 |
計画 |
334 |
戸数ベース |
着工 |
9,511 |
完了 |
5,447 |
計画 |
9,534 |
学校施設等
進捗率
復旧・復興の状況/被害の状況
完了学校数 |
2,261 |
災害復旧事業申請学校数 |
2,308 |
民間住宅等用宅地
進捗率
復旧・復興の状況/被害の状況
地区ベース |
着工 |
402 |
完了 |
253 |
計画 |
406 |
戸数ベース |
着工 |
20,300 |
完了 |
6,534 |
計画 |
20,338 |
出所:復興庁資料「公共インフラの本格復旧・復興の進捗状況(2016年1月末時点)」を基に作成