カナモトから皆様へ

「レンタル」の使命と役割を自覚し、国内外で収益拡大に努めてまいります。

ここに2013年10月期における株式会社カナモトの活動状況をご報告し、今後の方針を申し述べます。

当期の日本経済は持ち直しの動きが続きました。
いわゆるアベノミクスへの期待感から個人消費が堅調に推移したことや、海外経済の持ち直しをうけ輸出が緩やかに回復したほか、緊急経済対策を織り込んで策定された総額13兆円超の2012年度補正予算の効果が徐々に効いてきています。また、東日本大震災の復旧・復興需要も下支え要因となっています。

当社グループも、重要な社会インフラとしてのレンタルの使命を自覚し、総力を挙げて今後の被災地の復旧・復興に対応してまいります。そのため当期中に、被災地において4か所の営業拠点を新設しております。
2020年東京オリンピック・パラリンピック大会開催も決定し、リニア新幹線の着工も本決まりとなりました。短期間での集中的な投資が予想され、レンタルの役割も従前以上に大きくなるものと思われますので、的確な投資を心がけてまいります。

中長期的な成長エンジンとして位置づけている海外事業につきましては、引き続き中国・シンガポール事業の拡大に注力し、中国本土・香港・シンガポールでの旺盛な需要を的確に取り込み、収益拡大に努めます。

株主の皆様におかれましては、当社へ従前に変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

当社取締役および執行役員