特集｜ カナモトの第一の使命

一日も早い復興に向けて、引き続き
東日本大震災の対応に努めていきます。

復旧・復興工事の本格化で「対応力」を強化

2013年以降、東日本大震災の被災地では復興に向けた工事が本格化してきました。未だ瓦礫処理や除染作業は続いているものの、堤防護岸工事や災害公営住宅の着工、三陸沿岸道路の整備などの復興工事が進み、建機のレンタル需要は日に日に増しています。当社グループの「対応力」の強化は必須であることから、第49期（2013年10月期）は新たに4拠点を開設しました。7月に南三陸営業所（宮城県本吉郡）、9月に広野営業所（福島県双葉郡）、10月に女川営業所（宮城県牡鹿郡）と南相馬営業所（福島県南相馬市）を開設。さらに第50期（2014年10月期）に入った2月には陸前高田営業所（岩手県陸前高田市）を開設、東北地区の拠点数を52とし（2014年2月現在）、復興工事によりきめ細やかに対応するための体制を整備しました。

新規営業所の開設

南三陸営業所

〒986-0781　
宮城県本吉郡南三陸町戸倉字沖田9-1

広野営業所

〒979-0401
福島県双葉郡広野町大字上北迫字上田郷42-1

女川営業所

〒986-2231
宮城県牡鹿郡女川町浦宿浜字供養７

南相馬営業所

〒975-0034
福島県南相馬市原町区上渋佐字北谷地98-11

陸前高田営業所

〒029-2203
岩手県陸前高田市竹駒町字館115-1

旺盛なニーズに応える設備投資

前述のとおり現在、東北の復興に向けたプロジェクトが次々と始動しています。また、防災・減災対策工事につきましても多くの公共事業が計画され、成長戦略として産業インフラの再整備も掲げられています。さらに2020年東京オリンピック・パラリンピック大会の関連需要や、エネルギー関連を中心に民間建設需要も増加していることから、全国的に旺盛なレンタル需要が見込まれています。
東日本大震災の復旧・復興関連工事のみならず、これらのレンタル需要に対応することも当社グループの使命です。そこで2013年10月に公募で280万株、第三者割当で42万株の時価発行増資を実施いたしました。この増資による調達資金はすべてレンタル用資産に関わる設備投資資金に充当する予定です。当社グループではこれまでも積極的な設備投資を行ってきましたが、この旺盛な現場のニーズに応えるために、さらなる機材確保が必要となっています。必要な機材を揃え、増加する需要に対応可能な体制を整えることで、当社グループの持続的成長に向けた動きに一層、拍車が掛かるものと確信しております。

復興に向けた工事が着々と進行中