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Feature| 成長の源泉と基盤

Feature| 成長の源泉と基盤

建設業界の活況が続いています。2020年の東京オリンピック・パラリンピック(以下、東京五輪)、首都圏再開発、リニア中央新幹線、インフラの整備・補修など大型プロジェクトが目白押しで、それにともない建機レンタル需要も急増しています。
当社グループは、この「成長の源泉」ともいうべき旺盛なニーズに最大限応えるため、営業力強化や技術革新、戦略的ビジネスシステムの構築を推進。数多の収益機会を的確に捉えるための「体制=基盤」の整備に努めています。

2020年東京五輪

競技場の新設で進む臨海部開発

東京五輪に向けて競技会場の新設や既存設備の改修、さらに道路や鉄道などの整備計画が動き出しています。
なかでも、開発に拍車がかかるとみられているのが東京湾に面した臨海部、いわゆるウォーターフロントエリアです。下図のとおり有明や辰巳(東京都江東区)が新設される競技場の候補地で、選手村も晴海地区(同中央区)の都有地に建設されます。選手村は五輪終了後に改修され、マンションとして利用される予定です。2016年11月に移転する築地市場の跡地とあわせて、臨海部の開発は五輪後も続きます。
そして、東京五輪の主会場となるのが東京都新宿区に建設される新国立競技場。現在の国立競技場を解体後、2015年10月から2019年3月にかけて建設される予定です。

交通インフラの整備も拍車

東京五輪は、競技場建設など直接の建設プロジェクトのほか、周辺の交通インフラ整備も促進します。2014年6月、JR東日本は五輪開幕に合わせて、山手線・京浜東北線の品川—田町駅間に新駅を開業すると発表しています。
また、同年8月には東京都心と羽田空港を結ぶ新線開設計画も明らかとなりました。これは、空港から地下トンネルを6km掘って東京貨物ターミナルへと結び、❶大汐線(休止中の貨物線)を使って田町経由で東京に至る「東山手ルート」、❷新宿へと至る「西山手ルート」、❸りんかい線を使って新木場へと向かう「臨海部ルート」——の3ルートを整備する計画です。
東京都心を囲む3環状道路の整備計画も注目されています。そのひとつが2020年ごろの完成を目指す東京外郭環状道路。都心から約15kmの圏域を環状に連絡する延べ約85kmの道路です。また、環状2号線の延伸もあります。湾岸部まで伸ばして虎ノ門地区を羽田空港に直結させる計画です。3環状道路の整備率は、2013年4月末時点で58%。政府は、これを2020年までに92%に引き上げることを目指しています。

3環状道路の整備計画
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