Feature｜ 成長の源泉と基盤

新長期ビジョン「BULL55」

真に強い企業へ̶̶新長期ビジョン「BULL55」を策定

2014年9月、当社グループは設立50周年という節目を前に新たな長期ビジョンを発表しました。その名称は「BULL55」̶Build Up a Legendary Leading company plan for the 55th̶。2019年（第55期）を目標年に据えた将来展望であり、カナモトブランドを確立するための道標となるものです。当社グループが目指すべき未来像、それは次の50年も持続的成長を遂げ、設立100周年を迎えることのできる"真に強い企業"です。
この新長期ビジョンには段階的な実行計画を策定して臨みます。2015年（第51期）から2017年（第53期）までを第一段階とする中期経営計画（BULL53）を策定。本特集で紹介してきたとおり、国内外いずれにおいても建機レンタル需要は今後ますます旺盛になると予想されます。当社グループは、BULL53における下記の重点施策を遂行しながら増大する需要に最大限対応し、従前以上に大きくなる「レンタルの役割」を果たしてまいります。

中期経営計画「BULL53」の重点施策

❶国内営業基盤の拡充

北海道、東北地区の売上を維持しながら、官民の需要が集中する首都圏等の大都市圏のほか、関東以西の未出店エリアを中心に拠点展開、M&Aを推進し、成長軌道を維持する。

❷海外展開

上海、香港、シンガポールの既存子会社を維持拡大させつつ、さらに発展著しいASEAN諸国を中心に海外事業を展開し、当社グループの得意分野でもある地盤改良やシールド工法など特殊機械の需要が見込まれる、インドネシア、タイ、マレーシア、ベトナム、ミャンマー、カンボジアなど、各国における事業展開を図る。

❸内部オペレーションの最適化

当社グループの収益の根幹は建設機械の管理と業務の効率化にあると考え、貸出単価・値引管理の強化や「業務改善推進」による業務プロセスの向上からコスト削減、時短の実現を図る。
また、本部サポート機能の拡充、関連各社とのシステム統合により業務の一層の効率化を図る。