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Feature| 成長の源泉と基盤

国内外いずれにおいても、現在進行中または今後予定される大型プロジェクトが目白押しで、経営環境は極めて良好といえます。当社グループは「強み」を活かした技術推進や、IT・財務・投資に関する数々の戦略、そして本特集の巻末に掲載する新長期ビジョンを実行しながら、増大する需要にしっかりと応えるための基盤づくりに努め、重要な社会インフラである「レンタル」の使命を果たしてまいります。

「強み」を活かした技術推進

カナモトの強みを創出する、「技術」を活かした事業展開

最新技術を使った新製品の開発を積極的に進めていること、これもカナモトの強みです。当社オリジナル設計の高性能遠隔橋梁点検車「橋竜」もその一例。加えて、NETIS*(新技術情報提供システム)に登録された建機も数多く導入しており、たとえばニュープロダクツ室で開発した「LEDバッテリー式投光機」は、消費電力やCO2の大幅削減に貢献することから、ゼネコン各社から多数受注しています。また、当社では米国キャプストン製マイクロガスタービン発電機を取り扱っており、国内バイオマス発電施設への納入実績もあります。今後も他分野へのレンタル事業の展開を進めていきます。
さらに、基礎・地盤改良分野のシステム・工法に強いことも当社のアドバンテージです。地盤改良用の特殊な建機を豊富にラインナップ、グループ内の会社にも地盤改良のスペシャリストが揃っており、大深度工事や水中工事、陥没・沈降の万全な予防を必要とする石油コンビナートなどの工事にも寄与しています。
*国土交通省「公共事業等における技術活用システム」によって蓄積された技術情報のデータベース

護岸や幹線道路などの地盤改良工事 護岸や幹線道路などの地盤改良工事

高効率・高精度な施工を実現する情報化施工

国土交通省が推進し、国土強靭化計画でも拡大が見込まれている「情報化施工」。これはICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)を活用した新たな施工方法で、建設事業の調査→設計→施工→維持管理という一連のプロセスのうち、ICT化が遅れていた施工プロセスを改善することで高効率・高精度な施工を実現しようというものです。省人化や生産性向上によって、現在建設業界で深刻化している人材不足の解消や、コスト削減効果などが期待されています。また、作業対象エリアの目印となる丁張り・トンボなどの目安杭や作業の合間に行う検測が不要になるため、施工時間の短縮、安全性の確保にもつながります。
その活用件数も年々増加しており、2008年の75件から2013年の1,114件へ約15倍に達しています。こうした動向に対応すべく、当社は広域特需営業部に「情報化施工推進課」を設置し、情報化施工の全社的な営業強化を図っております。
また、当社はグループ内に情報化施工の確かな技術力を持つ子会社を有するほか、計測器を専門とする企業と連携して情報化施工に関する最新機器・建機を提供しています。加えて、専門スタッフによる運営セミナーを開催し、システム採用から運用開始までをお手伝いするなど、情報化施工の導入を全面的にサポート。ここでもカナモトの「総合力」は発揮されています。

情報化施工の工種別活用件数
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